年末年始の旅行で気を付けたい防犯対策は?留守中の安心方法を紹介

小堀 百合子

筆者 小堀 百合子

不動産キャリア2年

小山市の大和不動産㈱に勤務することになり2年弱です。小山市についてまだまだ分からないことばかり。これからもっともっと精進していかなければならないと思っております。皆様、よろしくお願いいたします。


年末年始の旅行シーズン、多くのご家庭が長期間、家を留守にすることが増えます。しかしそのタイミングを狙った空き巣被害が毎年後を絶ちません。「自分の家は大丈夫」と思いがちですが、実は留守だと悟られることでリスクが一気に高まります。この記事では、旅行中でも安心して過ごすための防犯対策について、誰でも実践しやすいポイントを具体的に紹介します。大切な家を守るために、出発前に見直しておきたい防犯のコツを一緒に確認しましょう。

年末年始に旅行で家を留守にするリスクとその概要

年末年始は帰省や旅行などで自宅を長期間留守にしやすく、このため空き巣被害が増加する傾向があります。特に12月から1月にかけて、空き巣が狙いやすいタイミングとして増加が警戒されており、日没が早いことで「部屋が真っ暗=留守」と判断されやすい点も要因です 。

空き巣犯が標的にしやすい家には、いくつかの共通ポイントがあります。まず「長期間留守にしている可能性が高い家」、次に「鍵の閉め忘れやガラス破りなどで簡単に侵入可能な家」、そして「人目につきにくく侵入しても発覚しにくい家」が狙われやすい傾向にあります 。

こうしたリスクを理解したうえで、最も大切な基本的な防犯意識は、「留守を悟らせないこと」です。郵便や新聞が溜まっていないか、照明が点灯しているかなど、小さな違和感が狙われやすい要素になります 。

リスク要因 具体例 備える方法
長期不在 旅行や帰省などで数日~数週間不在 郵便・新聞を停止し、配達物が溜まらない工夫
侵入のしやすさ 無施錠やガラス破りの容易さ 窓・玄関の施錠に加え補助錠や防犯フィルムの導入
人目を避けた家 暗く閉ざされた室内、カーテンが閉まったまま 照明やテレビをタイマーで点灯させ在宅感を演出

留守を悟らせないための具体的な対策

年末年始のようにご自宅を長期間不在にする際、「留守」と思わせないことが防犯の第一歩です。ここでは、信頼できる情報をもとに、実践しやすく効果的な対策をご紹介します。

以下に、「走るカレー」の頭文字に基づく具体的なポイントを表で整理しました。

項目 内容
配達物の一時停止 郵便局への不在届提出や新聞配達の停止で、郵便受けの郵便物が溜まらないようにします。空き巣は郵便受けの状態を確認して不在を判断するため、有効です。
照明のタイマー・スマート操作 タイマーやスマート家電で、照明の点灯・消灯をランダムに設定することで、在宅らしい生活感を演出します。スマホから遠隔操作すれば電気代を抑えることも可能です。
留守番電話や電話転送 固定電話には「ただいま手が離せません」など、在宅中を装うメッセージを設定し、スマートフォン転送も組み合わせて不在を隠します。

それぞれの対策のポイントを詳しく解説します。

まず、配達物や新聞が溜まると「不在」のサインになります。郵便局に不在届を出したり、新聞店へ配達停止を依頼することで、郵便受け周りをすっきり保つことができます。宅配便には日時指定や不在通知活用も有効です。

次に、照明は「生活感の演出」にとても効果的です。決まった時間に同じように点灯するとタイマーだと見破られるリスクがあります。そこで、点灯・消灯時間にランダム性をもたせるタイマー機能付き器具や、スマホ操作ができるスマート家電(照明・カーテンなど)を活用し、自然な生活感を演出しましょう。特に、遠隔操作で節電もできる点が魅力です。

さらに、固定電話にかかってくる電話に対しては、不在メッセージではなく「ただいま手が離せません」などの在宅を装ったメッセージを設定しましょう。あるいはスマホへ転送する設定にすることで、留守の印象を避けることができます。

これらの対策を組み合わせることで、年末年始の長期留守中も「在宅している家」として認識されやすく、空き巣などの犯罪から家を守る有効な手段となります。


家への侵入を防ぐ対策—物理的なセキュリティ強化

年末年始に家を留守にする際、物理的なセキュリティを強化することは非常に効果的です。以下に、具体的な対策をまとめました。

対策項目概要効果
玄関や窓の補助錠・防犯フィルム 補助錠を追加で設置し、窓には防犯フィルムを貼付する 侵入に時間がかかるため、犯人が侵入を諦めやすくなる
センサーライト・防犯カメラ(ダミー含む) 人が近づくと点灯するライトや見た目が本物のダミーカメラを設置 光や「見られている」という意識で侵入を抑止できる
防犯ブザー・アラーム 窓の開閉や振動に反応してアラームが鳴る装置を設置 大きな音で威嚇でき、周囲にも異常を知らせられる

「玄関や窓への補助錠、防犯フィルムなどの設置」は、侵入に時間がかかり、犯人の犯罪意欲を削ぐ有効な手段です。加えて、窓用防犯ブザーや防犯ガラスにより静かな侵入を阻止できます。

「センサーライトや防犯カメラ(ダミー含む)」は、光で威嚇し「人の目」の代わりともなります。人感センサーで自動点灯するライトや、見た目が本物のダミーカメラは、侵入者に「見られているかもしれない」という心理を働かせることで抑止力となります。

「防犯ブザー・アラーム」は、侵入時の音で侵入者を驚かせるだけでなく、近隣への警告にもなります。特に窓の振動に反応するタイプは自分で手軽に設置できる手段です。

これらは「音」「光」「時間」「人の目」という防犯の基本原則に基づいた対策です。複数の施策を組み合わせることで、防犯効果が飛躍的に高まります。

近隣やスマート活用での安心確保策

旅行や年末年始で家を留守にする際に、防犯対策として近所との協力とスマート機器の活用は非常に有効です。まず、近隣への声かけを事前に行い、見守りをお願いしておくことで「人目による抑止効果」が期待できます。泥棒は事前に下見をする傾向があり、定常的に誰かが見ていると認識されると侵入を躊躇させる効果があります。

次に、スマート家電を使って留守中も「人の気配」を演出する手法も有効です。スマートカーテンを遠隔操作したり、照明をランダムタイマーで点灯させたり、スマートスピーカー連携で音声操作を行うと、家に誰かいるような印象を与えられます。Alexaの定型アクションやSwitchBotなどを使えば、複数の機器を連携させて簡単に演出できます。

さらに、旅行中のSNS投稿は控えるようにしましょう。リアルタイムで「今、旅行中です」と投稿すると、自宅が留守であることを明かすことになり、空き巣に狙われるリスクが高まります。写真や文面から生活リズムや場所が推測されることもあるため、帰宅後にまとめて投稿するように心がけることが安全です。

対策具体例効果
近隣との協力留守中の見守りを依頼住民の目による抑止
スマート家電活用スマートカーテン/照明を遠隔操作在宅感の演出
SNS投稿の注意旅行中はリアルタイム投稿控え、帰宅後にまとめ投稿不在情報の漏洩防止

これらの対策を組み合わせることで、留守中の安心感を高めることが可能です。近隣の協力による「地域の目」とスマート家電による「見せかけの在宅感」、そして「情報管理によるリスク回避」が、防犯には不可欠な三本柱となります。

まとめ

年末年始に旅行で家を留守にする際は、防犯対策がとても大切です。郵便物の管理や照明の工夫、玄関や窓の物理的な強化など、少しの準備で空き巣被害のリスクを大幅に減らせます。また、ご近所の協力やスマート家電の活用も心強い味方です。安心して旅行を楽しむためにも、日頃から意識を持ち、計画的な対策を心がけましょう。ほんの一手間が、大切な住まいと財産を守る大きなカギとなります。

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